MB100D FAQ
MB100Dについての、よくある質問をまとめました
(管理人の独断と偏見も混ざっていますので、話半分くらいで読んでください)
【Q1】MB100Dとは何か?
◎1987年から1995年まで、Mercedes Benz
商用車プログラムの最小型車として位置付けられた、バン、ピックアップトラック、バスシリーズである、MB90〜MB180の総称。日本では、1991年よりSTB(シュトットガルト・トラック・バス販売)がバンタイプを輸入し、三菱ふそう系列で販売された。(詳細はMB100D History参照)
【Q2】MB100Dは人気車種か?
◎本場ヨーロッパでは大人気のMB100Dも、販売台数(前期型が約2年間で152台を輸入)で見る限り、日本では人気は無かったと言える。STB純正のREIMOポップアップキャンパーやレクビーのアムゼーなど、手頃なサイズからキャンパーのベースとしては重宝された。
【Q3】現行MB100シリーズとは?
◎現行MB100シリーズは、MB100Dをベースに開発された、韓国の双竜(大宇)ISTANAの発展途上国向けの輸出ブランドであり、本国のプログラムには入っていない。東南アジアで目撃した現行型をもってMB100Dを語る方もいるが、これはほとんど別物であり参考にする必要は無い。
【Q4】MB100Dの新車価格は?
◎正規モノの日本での新車価格は、前期型(平成4年)で、パネルバン(301万円)、明窓バン(321万円)、オプションのクーラー(日本デンソー製)は工賃込み30万円であった。
【Q5】MB100Dのエンジンは?
◎OM616型ディーゼルエンジン。ノンターボ2400cc。72馬力、トルク14.2kg。トランスポーター207Dや307D、乗用車E240D等にも搭載された。カタログ数値以上に力強い走りが期待できる。
【Q6】MB100Dの駆動形式は?
◎前輪駆動である。Mercedes Benz初の量産FF車はVクラス(Vito)という認識が日本ではあるが、これは間違いでありMB100Dが正解である。
【Q7】MB100Dの部品供給は?
◎STBは既に解散し、ディーラーであった三菱ふそうも現在は販売していないため、現在のMBトランスポーター正規ディーラーである、コマツが部品供給を担当する。消耗品を除いて、ほとんどが本国在庫となり、取り寄せに3週間程度を要する。発注に当たっては、パーツ番号を求められる可能性も有る。
【Q8】MB100Dの故障は?
◎MB100Dが特に多いというわけでは無く、既に旧車の範疇であることから、それなりに多いと考えておくべきである。壊れる個所はある程度決まっていることから、心構えはそれなりに可能である。
【Q9】MB100Dのタイヤサイズは?
◎205R14C(8PRI)が正規のサイズであり、日本製では存在しない。純正のミシュランの場合、1本2万円以上である。インターネット上では中国製(GOOD
RIDE TIRE)1本4000円の激安モノも有り(来春より薇号にて走行テスト予定!)また、キャンパー等の8ナンバー登録で且つ簡易な架装で重量が上がっていない場合には、乗用車用を選べば安価である。ちなみに薇号の場合は、ブリジストンSF−381で、1本1万円以下!
【Q10】MB100Dの燃費は?
◎薇号の場合は、10〜12km/Lであるが、あくまでもド田舎ですので。。。
※今後も拡張予定!!